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Hello! BOKUです。
画用紙に自由に絵を描く――。
子どもの頃はよくやっていたことなのに、いつしかやらなくなっていました。
そんなボクに絵を描く楽しみを思い出させてくれた、『パスパルトゥー』を紹介します。
パスパルトゥーの世界へようこそ
舞台はフランス。
ここに1人の売れない芸術家がいた。
彼の名は――「パスパルトゥー」。
『パスパルトゥー:アーティストの描いた夢』は、ここから始まります。
(※BOKUの妄想です。実際のゲームにはこのようなストーリーは表示されません。またこの先も、ゲームに入り込んだBOKUの妄想が出てきますが、あらかじめご了承ください)
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このゲームは、「画家シミュレーション」や「画家ロールプレイング」とでも言うべきでしょうか。
プレイヤーはフランスに住む1人の売れない画家「パスパルトゥー」となり、夢のために日々絵を描いて売り続けます。
※以下、第1幕のネタバレを含みます。すでに購入を決めている方は、第2幕までプレイしてから読みに戻ってきてくださいね。
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場所はどこかの倉庫みたいですね。
そこにイーゼルと画材があります。
決して豪華じゃない、ちょっと狭いアトリエだけど、絵で生活できるだけで幸せ。
そんな気持ちが伝わってきます。
では、さっそくキャンバスに向かい、絵を描きましょう。
お題は一切ないので、己の中に眠る芸術性を爆発させてください!
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絵が描けたら、机に並べて、売りに出しましょう。
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レンガに立てかけるという低コストな手段。テーブルクロスもボロボロだけど仕方ない。
すると、通行人が!
次の絵を描こうとした矢先に、なんとさっそく買ってくれるみたいです!
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初めて絵が売れた。この瞬間の感動とありがたみは絶対に忘れない。たとえ将来売れっ子になったとしても――。そうボクは誓った。
そんなとき、一通の手紙が届く。その中身は……請求書。
レジを見て収支を確認する。
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えっ! 倉庫暮らしなのにしっかりワインは飲むの!?
生活費を払えなくなったら大変だ。生きるためにも絵を描き続けなければ。
薄暗い路地なのに、幸いにも人通りは多い。
通りすがりの人たちはボクの絵を見に寄ってくれて、そして感想を言ってくれます。
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道行く人々がやってきて、絵に対してコメントをくれます。
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そんな……。見捨てないで……。
スティーブさんはよく買ってくれるな~。ボクのファンなのかな。
そうか、通行人にも好みがあるんだな。そういえば、このファンキーな見た目の人は全然買ってくれないな……。
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ファンキーな人に向けて、似顔絵を描いてみました。
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ありがとう! でもあの人に見てもらうまでは売れないんだ……。
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見てる! そして喜んでくれた! ……でも安い。
よし、描き続けるぞ!
・
・
・
ダメだ、思いつかない。何を描いたらいいんだ。これがスランプというやつか。いや、ただ自分のレパートリーが少ないだけなのか。
そうだ! シリーズ作だ! そうすればたくさん描ける!
そこで思いついた、十二支シリーズや、しりとり方式。
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十二支シリーズで12個の絵を生み出せました。
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「カラス」から繋がって、この次は「ちきゅうぎ」へ
並べて数秒で売れるものもあれば、いつまでも残り続ける絵もあります。辛辣なコメントもたくさんきますが、そこはあまり気にしないことにしました。万人に理解されなくても、1人でも好きと言ってくれる人がいるならそのために描き続けよう――と。
そんなある日、怪しげな通行人が……。
なんと彼は評論家! そしてボクの作品を新聞でベタ褒めしてくれました!
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見るからに只者ではない人が絵を見て行き……
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その後なんと新聞記事に! この絵が売れ残りだったことは内緒にしておこう。
……とここで第1幕が終了。
第2幕では、倉庫から立派な画廊にグレードアップしていました!
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絵を描いて、絵を描いて、絵を描く
『パスパルトゥー』でやることは、「絵を描く」こと。ほぼそれだけです。
お題はなく、何の絵をどのように描いてもOK。でも、たくさん描かないといけないので、思いついたものをどんどん描くという、子どものころのような絵の描き方を久しぶりに楽しみました。
絵心がなくてもちゃんと買ってもらえるのも、どんどん描けるポイントですね。
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こんな絵でも229ユーロで売れましたので心配無用です。
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この絵は53ユーロでしっかりSOLD OUTしました。
少しずつ使える画材が増えていきます。でも、いつまでたっても、お絵描きソフトによくあるような「元に戻す」というコマンドはありません。
1度描いてしまったら、たとえ間違えてもやり直せない。ここがすごくリアルです。
そしてこの世界観や音楽、登場するキャラクターがとても愛くるしい!
実は、自分が絵を描くと、それに合わせてパスパルトゥーが動いてキャンバスに絵を描いているんです!
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分かりにくいですけど、奥のパスパルトゥーも動いて絵を描いています。細かい!
ここまでの画像を見て気づいたかもしれませんが、少し違和感のある日本語が度々出てきます。ただ、ストーリーを読むゲームじゃないので目をつぶってください……。
あと、TVモードだと、コントローラーのスティックを使って筆を動かさないといけないので、ちょっと大変です。筆の移動速度をいつでも変えられるので、慣れるとそれを上手に使って描けるようになるはずですが、苦手な人は携帯モードでプレイしてタッチスクリーンで描くと描きやすいですよ。
プレイ時間は、絵を描くスピードによって大きく変わるので一概には言えませんが、ボクは第2幕が終わった時点で3~4時間くらい経っていました。
どのような絵を描くか、誰に買ってもらうかによって、章ごとにストーリーが分岐していくので、絵のタッチを変えてみて何度か挑戦してみるのもよいかもしれません。
では、ボクはそろそろフランスの画廊に戻るとします。
それではみなさん、よいインディーライフを!
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好きなインディーゲームシリーズも、ネタに困ったときに助けてくれました。
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