都市伝説絡みの事件を解決する『都市伝説解体センター』が配信されました。
まずは、こちらの映像をご覧ください。
人々の噂から生まれる都市伝説
他愛のない噂から生まれ、人々の間で広まるうちに尾ひれがつき、やがて原型をとどめない真偽不明の話に化けてしまう「都市伝説」。
単なる噂話なら害はないが、誤解や悪意などが混ざり、最終的に「口裂け女」や「トイレの花子さん」などの怪異を生んで、思わぬ被害を及ぼす見過ごせない存在となる。
そんな都市伝説の悪影響絡みの事件を解決するのが「都市伝説解体センター」だ。今回は、この事務所で行われている調査に迫ってみたい。
事務所の顔であるセンター長の「廻屋 渉(めぐりやあゆむ)」は、「千里眼」の持ち主。現場に行かずに千里眼や推理を駆使して問題を解決する、いわゆる安楽椅子探偵だという。
そこで、実際に現場に赴く新人調査員の「福来(ふくらい)あざみ」と先輩調査員の「ジャスミン」の調査に同行してみた。

国内屈指の能力者だという廻屋。

あざみ(写真右)は、以前その場所にあった物や人を見る能力「念視」を持っているという。

細かい調査は苦手という、ジャスミンこと「止木 休美(とまりぎやすみ)」。
SNSで噂の出どころや関連情報を探る
今回調査する事件はSNSにアップされた「赤いフードの男」。被害者の「佐藤 美桜(さとうみお)」が、知り合いのインフルエンサー「清水 栄子(しみずえいこ)」と自宅にいる際に、突然部屋の中に出現したそうだ。
まずは現地を調査する前に、この噂(都市伝説)の発信元や拡散先の投稿をSNSで調べ、噂のおおまかな輪郭をつかんでおくのが重要だという。

栄子がSNSに投稿した「知人宅に不審者侵入」の知らせは、早くも拡散され都市伝説化をし始めている。

あざみは特殊なメガネをかけると、念視の効果でSNSの重要な投稿の文字が揺れて見えるという。

重要なワードを検索して新たな投稿を確認する。
現場の調査で証拠を集める
次は美桜の家で「赤いフードの男」の出現場所や、そのときに美桜たちは何をしていたかなどを調査し、事実確認と証拠になるようなものを集めていく。その際に、あざみが持つ念視の力で、過去にここで何が起こったのかについても確認するとのこと。

栄子に当時の状況を確認しているあざみ。

現場を念視すると赤い影が浮かび上がり、そこに何者かがいた痕跡が確認できるという。この影は一体何者なのか?

調査を重ねて証拠が集まってきたら、一度自問しながら情報を整理していく。
真打登場により、都市伝説の特定と解体を行う
調査員の証拠がある程度そろうと、それを事務所から千里眼で見ていた廻屋から連絡が入る。事象を振り返りながら都市伝説に関する資料と照らし合わせて、都市伝説の種類を「特定」し、今後の対策を立てやすくするそうだ。

廻屋とあざみの質疑で、今回の都市伝説の種類を特定していく。
都市伝説の種類が判明したら、それをもとに現場のあざみたちがさらに調査を進めていく。すると再び廻屋からの連絡が入り、いよいよ都市伝説の「解体」に移るようだ。
解体とは調査の結果で得た十分な証拠をもとに、都市伝説の背後に隠れた謎をあぶり出し、犯人も含めてすべてを白日の下にさらすことを言う。
解体には廻屋の千里眼を活用する。調査に関する質問に正確に回答することで、真実を見抜くのに必要な「天眼錠(アイ・オープナー)」という鍵が開いていく。4つの鍵を開けられれば謎がすべて判明して解体が完了。一件落着となる。

千里眼や念視などの「視る能力」を持つ者にしか姿をとらえられない「天眼錠」。

都市伝説の解体が完了! 詳細は伏せるが、意外な結末となった。
都市伝説解体センターの調査員は、日々このような活動を通して、都市伝説絡みの事件を解決している。
あなたが都市伝説を見たり聞いたりしたら、彼らのことを思い出してみてほしい。調査員たちは、今日も街のどこかで新しい依頼に取り組んでいるかもしれない。
それではみなさん、よいインディーライフを!
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