米国のロサンゼルスにて開催されているE3(※1)にて、ニンテンドー3DS用の新作アクションアドベンチャーRPG、『Ever Oasis』(米国名称)が発表されました。
※1 E3:Electronic Entertainment Expo(エレクトロニック エンターテインメント エキスポ)の略で、年に1度、米国のロサンゼルスで開催されるコンピューターゲーム関連の見本市のことです。2016年のE3は、現地時間6月14日~16日に開催されています。
まずは、映像をご覧ください。
『Ever Oasis』の舞台は、砂漠と、そこにあるオアシスです。オアシスには”タネビト”と呼ばれる種族が営む”ハナミセ”が立ち並び、さまざまな種族の旅人たちが訪れ、活気づいています。
本作の主人公は、タネビトの一人で、このオアシスの長。水の精霊イスナと一緒に、オアシスを発展させることを目指しています。
長の仕事はいろいろ。旅人の願いをかなえてあげたり、ハナミセに並ぶ商品の材料を調達してあげたり、時にはオアシスの外に広がる、広大な砂漠にも出かけなければなりません。
砂漠には、砂漠の生き物たちを脅かす"カオス"と呼ばれる恐ろしい存在が潜んでいます。それだけではなく、魔物や謎めいた洞窟もいっぱいです。でも、オアシスのリーダーとして恐れてばかりもいられません。それぞれに特技や扱える武器の違う仲間や旅人たちと力を合わせて、危険な砂漠を冒険します。大切なオアシスを育て、守るために。
本作のプロデューサー兼ディレクターを務めている株式会社グレッゾの石井浩一(※2)さんから、メッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。
◆石井浩一さんからのメッセージ
今日、皆さんに『Ever Oasis』を
紹介できることをとても嬉しく思います。
本作は、「砂漠」を舞台としています。
主人公は、砂漠のオアシスの長として
パートナーの「水の精霊」とともに
オアシスを発展させるために
冒険することになります。
砂漠には いくつもの試練があります。
主人公は、その試練を乗りこえていく中で
出会った多くの仲間達とともに成長し
自分の進むべき道を見つけることになります。
現実の世界においても、
様々な試練のなか、他人との関わりを通じて
「目に見えない大切なもの」に
気づかされることがあると思います。
その「大切なもの」のために
「自分に何ができるのか?」
「自分は何をすべきなのか?」を
しっかりと考えながら、
自分自身を前に進ませることが
とても大事なことだと、私は考えています。
そのような思いをテーマに込めて
『Ever Oasis』を製作しています。
皆さんにも、本作での冒険を通して
そういう部分も感じていただければと
願っています。
※2 石井浩一さん:元スクウェア(スクウェア・エニックス)所属のゲームクリエイター。RPG『聖剣伝説』シリーズの生みの親であり、『ファイナルファンタジーXI』のディレクターとしても知られています。現在は株式会社グレッゾ代表取締役として、『時のオカリナ 3D』、『ムジュラの仮面 3D』などの『ゼルダの伝説』シリーズ作や、『すれちがいガ~デン』、『ラインアタックヒーローズ』といった新規タイトルの開発も手掛けています。
E3会場からお送りする番組「Nintendo Treehouse: Live」でも『Ever Oasis』が紹介されました。石井さんも番組に出演されています。ぜひ、ご覧いただければと思います。
『Ever Oasis』は、2017年発売予定。続報を楽しみにお待ちください!
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